かげろうは涼風のように

言の葉迷宮の新作(と言っていいのか?)をプレイ。言の葉迷宮さんのゲームは適度な難易度のミステリー。攻略サイトを見るべきか、悩むぎりぎりのところで設定されているのが好き。毎回、かまいたちの夜と同じく人物がシルエットになっているのが特徴。一般的に、ミステリーの場合は特に変な絵よりも、こちらの方がよいとおもう。もちろん、きれいな絵だったらうれしいけれど、デッサンが狂った絵だとちょっとやる気をなくす。

今回もあっさり目な良さがあった。以下ねたばれあり

End1,2くらいまでは、あまり仕掛けが分からないままプレイ。End3までは自力でプレイ。ただ、今回はEnd4,5はどうしても自力では分からなかった。検索をかけた時にはでてきたのは「やってゆけば分かる。」いや、分からんかったんだー。と叫びつつ、ボートで流されたり(ひたすら何組も漂流させ続けた)、携帯基地局へ散歩したり、島を散歩したり、定期船に乗ろうとしたり(2日に一回来るから何度も選択すれば乗れると思っていた)、町を散歩したり、違うスポットにそれぞれ2回ずつ行ってみたり。なんとか山荘へ再度足を踏み入れようとしたり。そして何度も燃やされるかげろうたち、ごめんよ。
しもべを殺してみたらと気がついてからは、なんとかなりました。End4,5を見て読了。
でも殺せるしもべは一人だけど、もう一人いませんでした?もう一人のしもべはさぼり?それともしもべ1は2人を尾行、しもべ2は扉の死守と役割を持ち、しもべ1が死んだので、しもべ2が1の代わりになったということ?

毎回、設定されている難易度が適度。「運命の俯瞰」を見てにやりとしながらプレイしていた(特にかげろう漂流中のとき)。テキストがしっかり書かれていて、既読スキップもあるため、End4,5が分からなくても放り出せず、ついついプレイしてしまいました。End4,5がわからなかったのでいろいろ回り道したときに読んだ、脇道テキストもなかなかの味。