妖界学怨

ま、マッピングを、マッピングをさせてくれええ。作者さんも書いてある通り、ゲームブックをリスペクトした作り。ゲームブック!その単語はもう、いろいろ記憶がよみがえる。そうですよ、勿論鈴木直人さんのメスロンシリーズ、ドルアーが、ブラックオニキスは制覇、それ以外にもにふるはいむのゆり、展覧会の絵などなど、ひたすらやりまくった。

当時は本当に方眼紙にちまちまちまちまとマッピングしながら進んだ。

  • 20x20とかの地図をすべて埋めるのがうれしくてうれしくて。全部地図を埋めないと気が済まなかった。
  • さいころ判定があるので、頁下部にはランダムにさいころがあってそれを使いまくった。
  • 次第に選択肢番号を記憶してしまうので、それが今でいう既読スキップになった。
  • 何故か当時マッピングはがばんの上でやっていて、それの木くずの匂いとか、あああ記憶がよみがえる。

もう、あの感動を味わえないのだろうなあ。「あなたは」というのではじまるあのゲームブック独特の語り口調。「自分で選択肢を選べる」というそれまでの概念を覆すような感じ。(今のふりげだと超当たり前かもしれないけど、すごい新鮮だった。)
途中でもう挫折するかもしれないけど、なにかマッピングをするゲームやりたいなあ。wizかなあ。今だと。

あ、ちなみに妖界学怨そのものは途中で謎レベルが高くなって挫折。でもゲームブックをわくわくしてやっていたあの時の記憶がまざまざとよみがえって、うれしかった。