幽霊相談室、変調幽霊相談室

言の葉迷宮の新作?と言っていいのか、プレイ。
うがー、やーらーれーたー。以下感想。ねたばれあり。

まずは、幽霊相談室から。

エンド2,3,4をみたあと、どうーしても解けず。ひたすら悶々と過ごす。解けるまでにネットを周回。ヒントは見当たらず。以下エンド1を発見するまでに建てた邪説たち。

1.幽霊 = 樋山ではない説
これは、真剣にそう思った。回答あとの夢は菜月の前に出てきた幽霊(つまりは樋山幽霊)の視点だと思ったため。この邪説から様々な邪説亜種が出た。この説にしたがい、いろいろ答えをあてはめるも、「自殺はないよ」「お茶でも飲んで落ち着いて」などなど幽霊に却下されつづけた。

2.樋山=女説+邪説1との合わせ技。
幽霊が「俺以外は女」と述べたため。この説が正しくても犯人に対する手がかりはない。けれど、言の葉迷宮さんの場合、何かのミスリードがあるはず。それを解き明かせられればその先の解決は自動的に出現する、という強引な邪説。

3.犯人は樋山説
夢を見た後に菜月が「犯人のフルネームを知った」というところから導き出された邪説。人物一覧でフルネームが掲載されているのは樋山だけだから。これにもしばらくはまった。

4.佐藤=樋山説
すでに破れかぶれ。この辺から導かれた答えでは、軒並み幽霊に「まじめにやって」「大丈夫?」など言われ続ける。さらに菜月にも駄目だしされつづける。樋山と佐藤の高校が同じというのがその論拠。あまりに脆弱すぎ。論拠になってない。これの亜種で邪説2+1+4から、幽霊=名前の出ていないだれか、佐藤=樋山(高校時代の名前は樋山、大学時代は佐藤)など大邪説の連打。いや、無理があるだろう自分。

あまりにも情報量がないのでOB,OGは関係ないと結論付ける。合わせて幽霊のセリフからよつだけ=犯人説は除外されるとみなす。問題は3人(+幽霊(邪説1は自分にとって最大トラップ))の組み合わせとおもい、最後は総当たり戦を試みるも失敗。まあ、キーワード入力方式だし。しばらくゲームから離れ、時間をおいてから「もしや」と思ったところで正解にたどりついた。長かった。

一応負け惜しみを言わせてほしい。黄色のヒントで示されたところは、示される前から怪しいと思っていたんだ。ただ、そこから正解を導き出せなかっただけなんだ。正解に至らなかった理由は、エンド2,3が実は正解ではないという思い込みがあった。犯人、動機ともend2,3とは違うと思っていたことにすべての元凶があった。動機は「人違い」だと思うって、あの夢を見せられれば。あれはミスリードだ、トラップだってrあpkl、、はい、負け惜しみ終了。

かげろうのときもそうだけれど、あと一歩というというところで解けずにやきもきとさせられる、いい感じの難易度だと思う。

わかった時の嬉しさというのがいいです。毎回言の葉迷宮さんのゲームはいいですね。大好きです。

そして、変調、幽霊相談室。

まあ、これは確かに「変調」だとおもう。これについては、「幽霊相談室とは違う方向です」というメッセージを最大ヒントとして、「これはないだろう」というものだけをあてはめてゆくと最後まで読了。おまけで内輪のお祭りっぽい感じ。こういうのもいいですね。アウターストーリーの対峙2はもう、のりっのり。そして対峙2読了あとに出るメッセージでとどめ。

    • 追記:

サニーガールさんのレビューを見て、変調相談室にはさらに先があることを知る。エンド1が存在しないというところで終わりだと思っていた。さっそく続きをプレイ。
なるほど。いやーこれは気がつかなかった。あの「ゲーム」のなかでもきちんとオチがつけられたということか。ここまで捻りがあるとは思わなかった。さすがは言の葉迷宮さん。