シナリオの鉄人
http://www.sakananovel.com/tetujin/
前から気になっていたシナリオの鉄人がフリー解禁。さっそくプレイ。ほぼ全部プレイ終了。
以下勝手に分類分け。
(1)とても面白かった。王道ですよ、シナリオですよ。こうでなくっちゃ。
タイトル:中夜の考察
シナリオ:KaTana
粋な推理。衒学的な考察。
ジャンル:推理
タイトル:月夜に処女は恋文を濡らす
シナリオ:さよのすけ@Ray
微エロ作品。多重分岐。
ジャンル:微エロサスペンス
タイトル:恐れていたバリオラ星人の地球侵略作戦
シナリオ:青八木 景@Fortune Bell
バリオラ星人の科学力はあなどれない。
ジャンル:SF
(2)結構面白かった。
タイトル:Graduaters! 〜グラディエイターズ!〜
シナリオ:おかゆ@スタジオ蜜柑
夜の学校で遊ぶ、青春の光と陰、思いと願い。
ジャンル:青春
タイトル:Spangle
シナリオ:凪原みどり@Glasses!
学園祭と花火と青春。弟と兄。
ジャンル:青春
タイトル:舞踏
シナリオ:かわうそうータン@サカナ・ノベル
中世イタリア発の集団舞踏が街を襲う。
ジャンル:法螺歴史
(3)一発ネタ。
タイトル:シナ鉄超特急。
シナリオ:礼門Z
三千年の時を経た魔王退治。
ジャンル:伏線回収
タイトル:シナリオの鉄人120%
シナリオ:ライ麦狼
この企画の解説コンテンツである。
ジャンル:解説
中夜の考察
わーい、KaTanaさんだ。期待通りのクオリティ。
- まず必死に考えてもend3にしかならない。いろいろな邪説をたてる&外れるを繰り返す
- と,「仕方ないなあ」とばかりにヒントをくれる。見事に引っ掛かってend2。いや、だってあの絵は、、やーらーれーたー。くおお、絶対この類のひっかけを毎回仕込むとわかっているのに、それなのに、それなのに。
- ひたすらおなじみの黄色いあれを見ながら何度もバックログを読み返して読み返して、end1へ。今回は自力で攻略した!けど、今回は黄色いあれが親切だったからという理由が濃厚。くーやーしーい。
- それにしても、今回の制約を逆手にとったひっかけはさすが。制約が伏線になっているなんてなあ。
月夜に処女は恋文を濡らす
いや、違うから。「微」エロちがうから気合入ったエロだから。
- グラフィックなくてもエロいエロい。直接描写がないのが一層エロに磨きをかけていると思う。
- というか、これをグラフィック、ボイス満載でやったら逆に引く。今回の制約がないと、本当にえろげになってしまう。
- あー、未プレイの方に一応断っておくと、劣情的というわけではないので念のため。多分15歳以上というのは守っておいたほうがよいと思う。(理由:ある程度の年齢以上じゃないと、多分楽しめない)
- 今回の作品の中で一番おまけが充実していた。エンディングリストもあって、分かっているなあ。おまけの上から4つ目が笑った笑った。
- 今回の制約を楽しんでいる感が伝わってきて、読んでて楽しかった。
恐れていたバリオラ星人の地球侵略作戦
超短編だけど、オチで納得。プレイ後に頭の中で地球をぐるうううと囲むバリオラ星人の群れ(ギャグ仕様)が脳裏に浮かぶ。軍人と学者のかけあい漫才を楽しめる一品。
Graduaters! 〜グラディエイターズ!〜
DJパートやアイキャッチなど、この制約の中でよくやったなあと素直に感心。
だけど、もしこの制約がなくて普通のふりげだったら、内容としては普通。
舞踏
最初、なんでチューザレやねんなどと突っ込みを入れつつ普通に読んでいたが、最後にそうきたか。このオチはよめなかった。舞踏の存在を知っている人たちの、熾烈な舞踏軌道誘導合戦を脳内で想像して笑った。フェリーに乗ってやってくるって、舞踏恐るべし。
シナ鉄超特急。
<いつもの礼門げー></いつもの礼門げー>でタグを挟みたくなる。メタ突っ込み満載。制約をいじりまくり。こうでなくっちゃ(褒め言葉)
シナリオの鉄人120%
内容が企画解説になっているという、アイディア。確かにこれだと、一番上に必ず掲載される。二人は不可だけど、ひとりなら許される一発ネタ。
セカイハイタ
途中で挫折、前半は語りまくるなあと思いつつ許容範囲だった。後半でひたすら俺世界観を語られても。
陽だまりの家族―深夜のホームドラマ―
内容が不快
幻幽の夜
知らない製作エンジンで造られていて、プログラムの実行に管理者権限が必要。多分問題ないのだろうけど、こわくて起動できない。
今回のルールを、単に規制するものとしてとらえないで造られているゲームのほうが好感を持てる。ゲームを製作したことはないので、分からないけれどおそらくスクリプトでいろいろと処理をするのは難しくはないけれど面倒くさいと思う。お疲れ様でした。楽しかったです。